木津屋本店
「木津屋本店さんの支店はどこにありますか?」
お客様からよくいただくご質問です。

この答えは木津屋本店の歴史に隠されています。

木津屋 支店格の歴史


木津屋本店は 1638 年(寛永 15 年)、初代・池野藤兵衛が萬小間物「木津屋」を創業したことから始まりました。

萬小間物といっても「木津屋にないものは馬の角ばかり」と言われるほど、ありとあらゆるものを取り扱っていました。やがて商売が活発になるにつれ、商人同士の弟子奉公が行われます。

木津屋の奉公人は、城下ばかりではなく、商道修行の場として宮古や秋田などからも集まりました。木津屋は、職業訓練の場であったと言えます。

のちにその中から「みそ・しょうゆの木津屋」や「金物の木津屋」として独立する者が現れました。いわゆる「支店格」となります。

その支店格と区別するため「木津屋本店」と名称を位置付けました。